顎関節症
去年も同じ時期に苦しんでいたのだけど、今年も夏前くらいから痛みだして、今は会社も休んで家で療養しています。顎関節症って口腔外科的に関節に物理的な異常があって発症する場合と、ストレスなどが原因でクレンチング(無意識の上下の歯の噛みしめ癖)からくるのとか、いろいろタイプがあって、私は後者の方です。
基本的には上下の歯を噛みしめないように癖を、咀嚼筋などの筋肉を弛緩させる癖で上書きして直すんだけど、一旦はうまくその方法を会得したかに思えたのだが、やはりストレスが大きくなるとまたクレンチングを始めてしまうんですね……
今食べられるのは、くたくたに煮込んだ野菜のスープとか、チーズ、お豆腐、ゆで卵、南瓜のに煮付けとか。お菓子は、堅いサブレみたいなのはダメだけど、それ以外のケーキ類はOK。和菓子も堅焼きのお煎餅はNGだが、大福、おまんじゅう、羊羹は大丈夫。
口腔外科の先生が、三環系抗鬱薬のトリプタノールが効くというのでかかりつけのメンタルクリニックで出してもらったけど、あまりに副作用が強くて3週間でギブアップ。でも、たしかに以前は不随意筋のように噛みしめていた筋肉が弛んだような実感はあったな。しかし、便秘はするし、おしっこは出なくなるし、やはりキツかった。あと、夜あまりに眠れないのでセロクエルを300mgも飲んでいるので食欲が増してしまい、上記食べられるものを食べまくっている。ストレスの影響もあり、こう……自暴自棄になると過食になりますね、実感しました。前から思っていたけど、過食による肥満(もちろん度を超えたもので、かつストレスが原因)って自傷行為でありいろいろな病気リスクを上げる緩慢な自殺行為なんだな。
で、まだ来た道を戻れるうちになんとかしようと、東大の石井直方先生の(なんであの先生は非常に天然な感じなのでしょう。ちなみに、おじこに聞いたら東大のボディビル部(?)はけっこう強いらしいです。あれ、黙々と筋トレするだけだから受験勉強に似てるんだよ=おじこ談)『スロトレ 完全版 DVD付き』を買って昨日から始めました。うん、効く。たしかに。効いている感覚(筋肉の張り感や熱感)をパンプアップ状態と呼ぶのを知ったけど、なるほど「お、おなかの筋肉が今パンプアップしてきた」と実感できるのがいいです。
あと、うれしいニュースはちくま文庫で『U.S.A.カニバケツ』が読めるようになったこと(以前おじこに借りて読んだ)。昨日新聞の広告欄で見つけた。それと、やはり「民放改正」も仕事のために読んでおくか。アマゾンに注文するのではなく、歩いて(より遠くの)本屋に行きましょ。人間の身体でいちばんを糖を使ってくれるのは脳みそだから、本は買ったら読むべし。ちょうど顎関節症の症状が出始めた頃から本が読めなくなっています。というのも、集中するとクレンチングが強くなるから……ということで、1カ月ほどまったりしていましたが、顎と肥満、両方を克服するために頑張る秋なのである!
By 風花
- 作者: 石井直方,谷本道哉
- 出版社/メーカー: 高橋書店
- 発売日: 2009/10/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 41人 クリック: 84回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
- 作者: 町山智浩
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/10/06
- メディア: 文庫
- 購入: 55人 クリック: 1,332回
- この商品を含むブログ (27件) を見る
- 作者: 内田貴
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2011/10/05
- メディア: 新書
- 購入: 10人 クリック: 207回
- この商品を含むブログ (27件) を見る